ひしがたけ
            981m
2001年8月15日 晴れ
単独行・マイカー登山
内ノ沢⇔菱ヶ岳⇔内ノ沢
愛子センセイから車を借りてのマイカー
単独登山だ。
五頭連峰の最高峰、菱ヶ岳を目指す。
6時に自宅を出発、6時30分に登山口
の村杉温泉に着いていたが途中にコン
ビニがなかった。
安田まで食料の調達のために大回りし
て30分ロスをした。
村杉温泉から登山道はあるがショートカ
ットしてスキー場方向の内ノ沢登山口か
ら登る事にした。
駐車場にはほとんど車はない。
今日は暑くなりそうだ。

三日前の白山の下山でバテてしまった。
今回はそのリベンジである。
途中崖崩れの跡を慎重にトラバースする。
しばらく行くと村杉温泉からの道と合流する。
ここを左に折れて山頂に向かう。

山没者慰霊碑の前で小休止。
高校生が遭難したらしい、手を合わせて
先に進む。

登山道の右側が急に明るくなった。
道路の工事中である、これ以上山に自動車
道が必要なのか疑問である。
自動車道により自然のバランスが崩れ動植
物の生態に影響するのは明らかだ。
登山者は自然を傷つけないように気を配りな
がら山を楽しませてもらっているのに。
ふる里の静かな山を守りたいものである。
五頭連峰を弥彦山にしたくないものだ。
稜線に出た、山頂が見えてきた、と思っ
たらもう一つ奥が菱ヶ岳だ。
この辺でまたバテきた、夏山は体力の
消耗が激しい。
特に僕は汗かきである。
水場に到着。
2リットル用意した水も半分飲んでしまった。
左手に50mほど行った所に細い沢がある。
水量は少ないが命の水である。
水を補給したが水質はよくない。

あえぎながらようやく山頂到着だ。
3時間30分も掛かってしまった。
それにしても暑い。
食欲もなく用意したおにぎりは食べずに
缶詰を開けて塩分補給をした。
二等三角点は土に埋もれている。
休憩中に涼しい顔をして五頭山方向に縦走す
る人と出逢った。
暑くないのかな?
山頂には四角に切り出された花崗岩が
散乱している。
昔、石の祠があったらしい、長年の風雪
で崩壊したのだろう。
お許しを頂ければ復元したいものだ。
山頂は木々が茂っていて展望はほとんど
ない。
ここでデジカメが故障してしまった、首から
下げていたので汗が入ったようだ。
下山は同じ道を下った、バテバテになってし
まった。
下りも3時間15分掛かった。
真夏の低山はかなり厳しいものがある。
出湯温泉で汗を流して帰路に付いた。
【行程】
 6:00 自宅発
 6:30 村杉温泉通過
 7:00 内ノ沢登山口着
 7:27 追分
 8:23 慰霊碑
 9:17 水場
10:35 山頂
11:30 下山開始
14:45 内ノ沢登山口着
15:15 出湯温泉
16:45 自宅着

  











 
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