宝珠山
              
ほうじゅさん
              559m
2003年10月18日(土) 晴れ
単独行
草水⇔大山⇔八咫柄山⇔宝珠山

先週の那須岳がすこぶる調子がよかっ
たので、その調子を維持するため故郷
の里山を登る事にした。
この宝珠山は五頭連邦の一番南に位置
する。
標高こそ低いが歩き甲斐のある山だ。
朝ゆっくり起きて朝食をすませて登山口
の草水(くそうず)へ向かった。

本来ならば国道49号線を走るのだが阿賀
野川の右岸を走れば最短距離で草水まで
行ける。
しかも自宅から登山口まで信号機は4つしか
ない、殆どノンストップで30分ほどで登山口
のドライブインに着いた。
駐車場の裏手がすぐに登山口になっている。
阿賀野川の雄大な流れを背にしながら登る。
今日の調子をみながら緩やかな登りを進む。
20分も歩くと登山道の真ん中に丸い石がデ
ンと構えている。
休み石だ、まだ休むのは早いが前に歩いて
いる登山者との距離を空けるために石に腰掛
けて一息ついた。
今日もなかなか調子がいいようだ。
しばらく歩くといきなり広場に出た。
ここは送電線の鉄塔が天を指していた。
里山によくある光景だが少々興醒めだ。
遠くに蒸気機関車の汽笛が聞こえる。
阿賀野川沿いに磐越西線を走る「SLばんえ
つ物語号」
が咲花駅付近を通過
しているのだろう。
今日も貴婦人C57180は元気のようだ。

小さなピークに出た、大山と言うらしい四等
三角点がひっそりと迎えてくれた。
かじか清水に出た、ここは広場になっていて
秋の日差しを受けて昼寝をしている人がいる。
この下に水場があるようだが今日は必要ない。
コンクリートの台座がいくつかある。おそらく
ここにも鉄塔があったのだろう。
八咫柄山(やたがらやま)に出た。
ここにも三角点があったがほとんど土に埋
もれていて確認できないが通常の三角点と
はちがう文字が刻み込まれているようだ。
ここで宝珠温泉からの登山口と合流する。
まるで正弦波のように規則的に小さな登り降
りを繰り返す。
最後に頂上直下の急登をよじ登る。
  ←180度パノラマ写真
 

頂上には大小二体ののお地蔵さまが迎えて
くれた。
近くは菅名岳菱ヶ岳、遠くに越後平野が見
渡せる。

昼食にしよう、いつもならコンビニのおにぎり
だが今日は稲荷ずしだ。

霞がかかっているが山頂を充分に楽しみ一
気に下山した。

草水登山口から阿賀野川の対岸にある咲花
温泉にあるホテルの立ち寄り湯に向かった。
ホテルの掃除したての温泉を独り占めして、
今登ってきた宝珠山と阿賀野川の流れを眺め
ながら汗を流した。

極楽・極楽。

少し早い宝珠山紅葉
【行程】
 9:52 草水登山口
10:13 休み石
10:33 鉄塔
10:48 大山
11:02 大沢尾根樹林
11:10 つつじ平
11:23 かじか清水(鉄塔跡)
11:32 つげ平
11:35 八咫柄山
11:50 宝珠山山頂
12:24 下山開始
13:35 草水登山口

  










 
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