じんばやま
857m
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2001年4月1日(日) 晴れ
単独行
落合⇒陣馬山⇒明王峠⇒与瀬神社
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前日、関東地方に雪が降った、幸い今日は
晴れ。
藤野駅からバスに乗り落合登山口に到着、
同じバスで10人ほどのハイカーが降りた。
追われて歩くのが苦手なので彼らの最後
尾に付いて出発した。
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舗装された道を進む。
民家の中をしばらく歩くと陣馬山方面の道標
がある、ここから山道だ。
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昨日の雪が解けて木の枝から水滴が落ちて
くる、木漏れ日が気持ちいい。
途中の道標に励まされて上を目指す。
「こん気よく歩けばみえるふじの山」うまい!
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こん気よく歩いたら木々の間からふじの山が
みえた。
山頂からの富士山が楽しみだ。
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五合目から先は昨日の雪が残っている、歩
きやすい。
あと一息で山頂だ。
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ほとんど休憩を取らずに山頂へ、白馬の像
が迎えてくれた。
この像も興ざめだと評判はあまりよろしくな
いようだ。
茶屋でビールとおでんを買って持参のイン
スタントラーメンで昼食にした。
茶屋の親父さんが懇切丁寧に遠くに見える
山々を説明してくれる。
南アルプスも望めた。
←パノラマ写真
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茶屋のベンチで一時間ほどぼんやり富士山
を眺めていた、いつまで見ていても飽きない。
名残り惜しいがそろそろ下山を開始しよう、重
い腰を上げた。
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三等三角点にタッチ、国土地理院が測量し
たところ本当の三角点の位置は白馬像の
脇にある白杭の所だと茶屋の親父さんが
教えてくれた。
あとで気付いたが三角点の上部は十文字
では?
後記
どうやらこれは国土地理院の三角点とは違う
ようだ。2009/5/14
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下りは雪が解けて泥道だ、恐る恐る下った
が何度か滑りそうになる。
明王峠で小休止、首から下げている僕のオ
リンパスのデジカメを見て気さくに声を掛けて
きた老人がいた。
聞くと以前オリンパスの仕事をしていたようで
思い入れがあるようだ。
オリンパスの歴史を一通り語り、カメラの生産
が海外展開している事を嘆いていた。
80歳になって山歩きを楽しんでいる姿が羨ま
しく思えた。
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明王峠から足を延ばし景信山方面へ向か
おうと思ったが足元がわるいので与瀬神社
方向へ降りることにした。
きれいに整備された杉林を行く、しかしこの
杉林が長い。
あまりにも長いので迷ったかなと少し不安
になる、道標が見えてきたのでひと安心。
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長い杉林を過ぎたら相模湖が見えてきた。
モーターボートや車のエンジン音が聞こえ
てくる、ここで現実に引き戻される。
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そろそろ与瀬神社かと思ったら最後に急な
下り道が待っていた、見事に滑って尻もちを
ついた。
慎重に手掛かりを見つけて下った。
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急坂を降りきったら与瀬神社の脇に出た。
今日一日楽しく遊ばせてもらったことを感謝
して参拝。
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参道の階段を見て驚いた、今降りてきた登
山道以上に急な階段だ。
参拝に来ていたお婆さんが言うには、祭りの
時お神輿がこの階段を登って宮入するそうで
ある、大丈夫かな?
それにしても今日は気さくなお爺ちゃん、お婆
ちゃんにいろいろ教わった。
今度はこの階段を登って景信山へ向かうのも
いいな。
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満開の桜を眺めながら相模湖駅に向かう。
自宅からのアクセスが良好、駅から登山口
まで近い、明るい内に帰られる。
手頃なハイキングであった。
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【行程】
7:19 川口駅発
9:00 藤野駅着
9:14 落合登山口着
9:20 登山開始
11:20 陣馬山山頂
12:42 下山開始
13:30 明王峠着
14:05 矢ノ音
15:35 与瀬神社
15:55 相模湖駅着
15:59 相模湖駅発
17:30 川口駅着
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