かくだやま
               481.7m
2002年2月10日(日) 晴れ
単独行
灯台⇒桜の峰コース⇒角田山⇒灯台コース
⇒灯台
9日から11日まで三連休だ。
新潟地方の天気予報は寒波が入り込み荒れ
もようと報じている。
山は半ば諦めてゴロゴロしていた。
中日の日曜日、この季節にしては珍しく晴れ
間が見えている。
これは山に行くしかない。
灯台バス停の駐車場が桜の峰コースの登山
口だ。ガイドブックによるとこの角田山は7つ
の登山道あるとなっている、しかし実際は20
くらいの登山コースがあるらしい。
この桜の峰コースも知る人ぞ知るコースのよ
うだ。
最初は倒木が散乱した道を歩く。薄すらと雪
化粧をしている。
僕の好きな灯台コースのと平行した峰を歩く。
向こうが灯台コースだ。
大きな木があった、これがこのコースの名前の
由来となった桜の木か?
春先には「カタクリ」や「雪割草」の花が楽しめ
る。

角田山は春夏秋冬ハイカーで賑わう山であ
るがこのコースは静かな山歩きができる。
高度を上げると雪が凍っていて滑りやすい。
山頂近くで灯台コースの木道と合流する、
あと一息で山頂だ。
山頂に出た。
三角点がポツリと頭を出している。
今年は雪が少ないようだ。例年はもっと積雪
がある。
山頂の小屋では鍋を囲んで宴会を始めてい
るグループがいた。
下山には気を付けてよ。
角田山には三つの三角点がある。
山頂のそれははすぐに確認できたが他の二
つは見落としていた。
それもそのはず、観音堂の脇にひっそりと土
に埋もれていた。
二つ目みっけ、雪を払い記念撮影だ。
あと一つは灯台の近くにあるはずだ。
展望の開ける観音堂で休憩だ。
サーモスに入れてきた熱いお茶で一息つ
いた。
母校の校歌に「越後山脈ひんがしに西方
青き日本海」とあったが、まさにその通りだ。
当時はそんな情景は気にしていなかった
けどね。


 ←パノラマ写真
 
お気に入りの灯台コースで下りる。
滑りやすいので軽アイゼンを付ける。
アイゼンを付けているのは僕だけだ、みんな器
用にゴム長で歩いている。
椿の蕾もふくらんで春が近いことを告げている。

三つ目の三角点みっけ。
航空写真用の羽が立っている。
四等三角点なので少し小振りだ、なぜ今まで
気が付かなかったのだろう、こんなに目立って
いるのに。
下界に近づいてきた。
防風林の向こうが新潟市だ、こんなに近く
に四季が楽しめる山があるのは恵まれた
環境だ。
灯台に下りてきた。
冬の厳しい日本海の表情はなかった。
今日は佐渡が近くに見える。
標高0メートルの登山口は波に洗われていた。
【行程】
 8:50 自宅発
 9:55 灯台駐車場着
10:00 登山開始
11:20 灯台コース出会
11:24 山頂
11:33 観音堂
12:07 下山開始
13:17 三角点確認
13:35 灯台登山口
15:30 自宅着


  










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