ももくらやま
               1003.4m
2002年1月14日(月)成人の日
晴れ 単独行
猿橋駅⇒百蔵山⇒猿橋⇒猿橋駅
2002年最初の山歩きだ。
正月に故郷の角田山に登る予定だったが降
雪のため断念した。
今年最初のハッピーマンデーに縁起のいい
名前の「百蔵山」に登る事にした。
実は前日に登る予定だったが痛恨の寝坊を
してしまったため今日になった。
猿橋駅から登山口まで徒歩で行けるが山頂
でのんびりしたかったので少々贅沢だがタク
シーを利用した。
登山口から振り返ると富士山がきれいに見
える、山頂からの富士山が楽しみだ。
この百蔵山は大月市の「秀麗富嶽一二景」に
選定されている眺望の山だ。
登山口分岐から左方向へ向かう。
しばらくは民家の中の舗装道路を登る。
飼い犬がうるさく吠えている。
右に和田美術館が見えてきた、一般公開し
ていないようだ、なにが展示されているのか
な?
この先が山道となっている。
なだらかな落葉の絨毯をカサカサと乾いた
足音をたてて進む。
久し振りの山歩きで息が上がる、しかし気持
ちいい登りだ。
一時間ほどで稜線に出た、ここを右に折れる
と山頂だ。
富士山はまだ見えてこない、山頂へ急ごう。
15分ほどなだらかな稜線歩きで山頂に到着。
あっという間だった、ほとんど休憩せずに一気
に登った。
山頂は広場になっていて数人が休んでいる。
お約束の三等三角点にタッチ
「頂を汚す登山者に熊もあきれて困(熊)たと
・・・・」オヤジギャグに思わず失笑。
それにしても熊が出るの?
やはりゴミは持ち帰ろうよ、この山頂もあまり
きれいと言えない、残念な事だ。
山頂からの富士山は霞が掛かってぼんやり
見える程度だ。
山頂の北側は富士山の眺望を確保するため
か樹木が伐採されている。
これをどう考えるか複雑な気持ちである。
一時間ほど横になって富士山を眺めていた。
やはり日本人なのだ。
重い腰を上げて下山開始だ。
キャンプ場に向かい降りた、いきなりの急な下
りに膝が爆笑している。
二ヶ月のブランクが影響している、ここはロー
プを頼りに慎重に下る。
ロープ場を過ぎるとジグザク道の緩やかな下
り坂だ、下りも一気に登山口まで歩いた。
キャンプ場から先は舗装道路となっている。
登山口周辺は水道施設の工事中だ。
ここからスポーツセンターを経て猿橋駅に向
かう。
振り返ると今登った山が見える、山頂の伐採
した跡が痛々しい。
駅から歩いて登られて富士山が見える手頃
な山である、春には桜がきれいだそうだ。
時間があるので日本三大奇矯の一つ、駅名に
もなっている「猿橋」に寄り道をした。
橋脚がなく両岸から橋桁を支えている特殊な
構造になっている。
【行程】
 6:56 川口駅発
 8:53 猿橋駅着
 9:02 登山口分岐着
 9:08 登山開始
10:05 稜線
10:19 山頂着
11:15 山頂発
11:56 キャンプ場
12:06 登山口分岐着
12:41 猿橋着
13:02 猿橋発
13:24 猿橋駅着
13:31 猿橋駅発
15:44 川口駅着


  











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