にほんこく
              555.4m
2001年4月28日(土)晴れ
愛子センセイ夫妻同行 マイカー
小俣⇒あずまや⇒日本国⇒
あずまや⇒蔵王
ゴールデンウィークの初日に日本国に登
った。
山の師匠である姉、愛子センセイとダンナ
様との初めての山行だ。
新潟県の北部、山形県との県境に位置して
いる。
日本国と言う山名が珍しくなかなかの人気
の山だ。
標高555mをかけて5月5日が山開き、し
かも5時5分に登るのが通だそうだ。
小俣小学校前の登山口から出発。
前日の最終新幹線で新潟に帰ってきての
早起きは辛い。
穏やかな整備された道で歩きやすい、新緑
が吹き始めた林の中で思いっきり新鮮な空
気を吸い込む。
気持ちのいい森林浴を楽しむ。
途中のあづまやで一息入れる。
ここが蔵王方面との分岐点だ、この少し先
に山形県との県境がある。
山桜が満開だ、もう少しすればきれいな新緑
が楽しめるだろう。
苦手な木の階段も少なく、あっという間に山頂
に到着。
二等三角点にタッチ。
「自然を大切に。ゴミは持ち帰りましょう」と書
かれた大きな看板の隣りに遠慮がちに「日本
国山頂五五五米」と小さな杭があるのがおも
しろい。
山頂に展望台がある、山頂からの眺望を得
るために木々を伐採している山もあるようだ
がこの方が自然に優しい。
今日は春霞でぼんやりした景色だ、空気が
澄んでいれば飯豊連峰・朝日連峰・日本海
が望める。
ここで早めの昼食とした。
下山開始、途中のあずまやより蔵王方面に
コースを取った。
小さな石が散在していて滑りやすい、しかも
急な下りだ、石車に乗らないように慎重に歩
を進める。
蔵王神社を通過。可愛らしい社で一礼。
蔵王登山口に到着、山桜が満開で迎えてく
れた、地元の人たちがこの日本国を誇りに
思い、山を大切にしている事が感じられた。
ただ残念な事に隣りの峰に粗大ゴミの不
法投棄が見られた。
心ない者のために山が悲鳴を上げている、
絶対にやめてほしい。
蔵王登山口から旧街道の古い家並みを見
ながら小俣小学校まで戻った。
これから温泉に入って汗を流そう、マイカー
登山はこれが出来るからありがたい。
穏やかな山と眺望と温泉を楽しんだ大名登
山だった。
ゴローの山靴を初めて履いたが靴ずれもな
く快調だった。
【行程】
 6:15 自宅発
 8:45 小俣登山口着
 9:00 登山開始
10:00 山頂着
11:00 下山開始
11:45 蔵王登山口着
12:00 小俣登山口着
14:00 金塚さくらの湯
17:00 自宅着


  











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