彩の国 川口市

川口駅前風景
「キューポラのある街」
消えつつあるキューポラを求めて。
「鋳物の街川口」がここ数年急激に変化している。
「キューポラのある街」が「キューポラの消えた街」になりつつある。
キューポラとは溶鉱炉の事を言う、その特徴のある煙突は街のいたる所で見られた。
鋳物の最盛期には川口市内に500以上の鋳物工場があったがらしいが、
現在では100社程度になった。
鋳物の需要低迷、空洞化、環境問題などで移転もしくは廃業を余儀なくされてしまった。
鋳物工場の跡地には高層マンションが立ち並ぶ東京のベッドタウンとなった。
川口の地場産業である鋳物工場の様子をせめて写真に残しておこう。
1999年1月
このような正当派のキューポラはほとんど見られなくなった。
2002年3月
川口 永彰工業
京浜東北線の赤羽駅から荒川を渡って
しばらくすると右側に見える。
2002年3月
飯塚 細野鉄工所
近代的な大型工場のキューポラ。
2002年3月
本町 関口鋳工
環境に配慮してだろう、集塵装置が取り付
けられている。
2002年3月
川口 ワールド通商
これは最新式だろうか。京浜東北線の荒川
鉄橋から見える。
2002年4月
元郷 芝川鋳造
2002年4月
元郷 富岡鋳造所
高層マンションのとなりにひっそりとたたずん
でいた。
2002年4月
元郷 野尻鋳工所
2002年4月
川口 永彰工業
3月撮影した京浜東北線沿いの鋳造所。
線路側から見てみる。
2002年4月
飯塚
こんな小振りなキューポラもある。
2002年11月
昔はこの芝川から鋳物を舟に積み込んで出
荷していたのだろう。
今は高層マンションが建ち並び芝川はドブ川
となってしまった。
2002年11月
青木二丁目 岡田鋳工所
久々に見つけたキューポラ、僕の家の近所
にまだ残っていた。
2002年11月
昔はこの芝川から鋳物を舟に積み込んで出
荷していたのだろう。
今は高層マンションが建ち並び芝川はドブ川
となってしまった。
2003年3月
栄町3丁目 村松鋳造
いつも通ってる道から路地に入った所にキューポラを発見、なぜ今まで気が付かなかった
のだろう。
2008年7月
栄町3丁目 村松鋳造
2008年7月
川口市の鋳物工場は年々減少の傾向にある、
散歩の途中また鋳物工場がなくなっていた。
この跡地にはまたマンションが建つことだろう。
川口なオブジェ
川口市内には鋳物でできたいろいろなものがある。
街灯 ドンキホーテの時計台
川口駅の看板 芝川に掛かる青木橋の欄干と街灯


  










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