イタリア ローマ
2013年4月17日(水)〜19日(金)
4月17日(水)

ベネチアから特急電車に揺られること
3時間40分、ローマのテルミニ駅に到着
予約している駅前のホテルにチェックイン。
まだ午後6時過ぎで陽は高い。
夕食まで散歩することにした。

30分ほど歩いていたらコロッセオに出た。
今日はもう中には入れないので明日で直す
ことにした。

夕日に染まるコロッセオを見て古代ローマ
にタイムスリップした。
余談だが、やはりローマの街にVESPAが
よく似合う。
4月18日(木)

街を散策していたら偶然にスペイン広場に
出た。
近くにあるスペイン大使館にちなんでこの
名前がついた。

映画「ローマの休日」でオードリーヘップバ
ーンがアイスクリームを食べたところだ。

階段には修学旅行の学生や観光客がオー
ドリーヘップバーン、グレコリーペックよろし
く佇んでいる。
スペイン広場から徒歩で15分程でトレビの
泉に出る。
ここも観光客で一杯だ。

1ユーロを背中越しに投げて再来を願った。
「ローマの休日」のロケ地を散歩。
フォロ・ロマーノを遠目で散策。

紀元前6世紀から紀元3世紀頃まで
古代ローマの政治経済の中心となった所だ。

土砂で埋もれていた遺産を近年発掘して
いる。
コロッセオに出た。
紀元1世紀に完成した円形闘技場だ。

長径188m短径156mの楕円形で、高さは
48m、45,000人を収容できた。
現在外周は半分程度が残っている。

血生臭い剣闘士競技で古代ローマ人は
熱狂した。

地階にはライオンなどの決闘の相手となる
猛獣の飼育設備があった。
コロッセオの近くにあるコンスタンティヌスの
凱旋門は、パリのエトワール凱旋門の原型
である
4月19日(金)

バチカン市国に地下鉄で行ってみる。

バチカン市国はカトリック教会の総本山
であり、世界最小の独立国家でもある

第266代教皇、フランシスコがこの年の
3月に就任したばかりでお祝いムードが
漂っている。
真実の口を見忘れていた。
今日、夕方にローマを発ってバルセロナに
向かう。出発まで少し時間があるので地下鉄で行く。

なんと昨日歩いた道沿いにあった。妙に傾い
た鐘楼だという印象があったが、真実の口が
あるとは気が付かずに通過してしまった。

フォロ・ロマーノ近くのサンタ・マリア・インコ
スメディアン教会の外壁に無造作に置かれ
いる。元々はマンホールの蓋であったらしい。

「ローマの休日」の名シーンである。
少し拝観料を払うと係りの人が写真を撮っ
てくれる。
ローマ事情。
地下鉄の路線はシンプルで分かり易い。
時折、イタズラ書きされた車両が走って
いる

老若男女、タバコのマナーは悪い。
歩きタバコが多い。吸殻のポイ捨ても多い。
40年以上前の日本と同じだ。
世界遺産にタバコの吸殻が散乱している
のにはガッカリした。
夕食のパスタ、テルミニ駅の近く。

パスタとオーダーしたので餃子のような
パスタが出てきた。
バチカン近くのレストラン。
長いパスタはスパゲッティとオーダーすると
学習した。
しかし、ここのカルボナーラはまずかった。

欧州は物価が高い、パスタとビールで3000
円くらい、日本のサイゼリアなら1000円で
お釣りがくる。
夕方ローマのテルミニ駅から空港へ。

20時50分ローマ発で空路スペインのバル
セロナに向かう。
バルセロナ到着は夜中になる。



 次はバルセロナ散歩。
【大問題発生】

何時も使っているクレジットカードが欧州では使えなくなった。
成田空港では問題なく使えた。ベネチアのレストランでは使えたがみやげ屋で
エラーが発覚。
クレジットカードを財布に入れっ放しにしていたので少しクラックが発生していたようだ。

現金はあまり持たずに来た。予め予約してあるホテルや航空券は決済済みなので
問題はないが手持ちの現金では心細い。
しかもアベノミクスで円安ユーロ高、欧州の物価高、両替のレートの悪さと三重苦である。

夜、NETでカード会社の日本デスクを探した。明日、行って見る事にした。

また海外生活の長い友人からSNSでアドバイスがあった。
◎カードの磁気読取機を使わずに以前の手動読取伝票を使えは大丈夫。
◎パスポートとカードを持って銀行の窓口に行けばキャッシングできる。
など、明日試してみよう。

翌日、カード会社の日本デスクに行って見たが解決策はなかった。日本人スタッフがATMに
案内してくれたがエラーでキャッシングできない。

手動読取伝票で決済しようとしたが上手く言葉が通じない。

銀行窓口へ行ってパスポートとクレジットカードを提示したが「ATMへ行け」と不愛想に言わ
れた。

その後ATMを見付けるたびにトライしてみるがすべてエラー。

こうなったら現金の使用を極力抑えよう。
5日後にベネチアで食事をしたボランティア仲間がパリに来る、なんとか連絡してお金を
借りることにしよう。

余談。
ローマの銀行は日本と違いお嬢さんがニッコリ「いらっしゃいませ」なんてことはない。
感じの悪そうなおじさんが面倒臭そうに座っている。
セキュリティーチェックが厳しく、手荷物は外のロッカーに預けて店内に入る。



  



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