韓国 ソウル
2012年5月15日(火)〜18日(金)
初日、5月15日(火)

2011年3月11日に発生した東日本
大震災。
日本中が震撼した。
なんとかしなければ、と約一か月後ボラン
ティア団体の「笑顔届け隊」に参加して
宮城県石巻市に向かった。

この「笑顔届け隊」に埼玉県在住で韓国出
身のメンバー、Y嬢がいる。

そのY嬢が韓国ソウルに帰るとのこと。
それではソウルに行くから食事をしようと
メンバーのCさんと軽いノリで言ってしまった。


そして5月15日にソウルに向けて旅立った。

初日はY嬢の都合が付かずCさんと一緒に
夕食のお店を探すことになった。
Cさんは初めての韓国、私は4回目である。

ホテルから東大門に向けて歩くが、またまた
方向オンチの本領発揮であらぬ方向へ歩いて
いた。どうやらソウル大学に近いようだ。

路地に入ったら店先の水槽に魚介類が並ぶ
店を発見、今宵は魚介類のBBQだ。
二日目、5月16日(水)

翌日は東大門へ行ってみた。

魚焼きのおばちゃんと談笑。
韓国語の分からないCさん、身振り手振り
でなんとか会話が成立するのが不思議だ。
天才的な能力をもっている。
2年半前に訪れたときの悪夢の舞台に
なったお店に行ってみた。

この店で飲食中に記憶がなくなった。

Cさんと別れて、と言うよりはぐれてしま
った。
Cさんは、韓国は初めてだが渡航経験が
豊富で、どこでも一人歩きができるので、
気にせずに南大門市場に向かった。

南大門は消失した後、復旧工事が進んで
いる。
ようやく土台の石垣が見えたきた。


南大門市場は相変わらずの賑わいだ。

荷物の配送を見ているとソウルのパワー
を感じる。
ソウルも4回目になるがお約束の観光
施設のNソウルタワーに登っていなかった。
「何とかと煙は高く上る」とか、それなら
Nソウルタワーに登ってみよう。

明洞から山に向かってゆるい坂道を
登る、りしばらく行くと無料のケーブルカ
ー、南山オルミがある。
このケーブルカーの終点がロープウェーの
始発駅だ。
駅の階段を登りゴンドラに乗り込む。


正式名はYTNソウルタワーで、通称
Nソウルタワーと言うらしい。
東京タワーや東京スカイツリーと同様
テレビやFMラジオの電波塔である。

標高243mの南山の上に236.7mの
タワーが建っているので海抜479.7mと
なる

展望台の標高は約430mくらいか?
ソウルの市街地が一望できる。
Nソウルタワーのある南山公園は学校の
遠足でよく来る所のようだ。

今日は幼稚園児が来ていた。
ピーチク・パーチクは万国共通だ。
明洞を歩く。

明洞の中心部に雰囲気のある古い建物が
ある。昔、明治座という劇場だった。

明洞のシンボルである明洞聖堂の前は
工事中だ。韓国の人はクリスチャンが多いと
聞く。

街には韓流スターの看板が目立つ。イルボン
のオバサマ向けか?
NHKの番組「世界ふれあい街歩き」で紹介
されたお店に行ってみる。

この「世界ふれあい街歩き」は私の好きな
番組でレコーダーに録画して見ている。
特に中嶋朋子(蛍)さんのナレーションが
良いね。

番組では午前中の豆腐の仕込みと、夕方
の営業中の様子が紹介された。

店内には番組の様子が飾られていた。

ここで豆腐チゲとCASSビール2本をいた
だく、14000w也。
夕食はY嬢とCさんとであんこう料理店に行く。
久し振りのY嬢との再会であった。
Cさんははぐれた後、明洞方面の登山用品
店でソウルの山事情を調べていたらしい。明
日郊外の山を登るようだ。

このあんこう料理、これで中盛り、3人でいた
だくが量が多すぎる。日本のセコい盛り方
とはずいぶん違う。
三日目、5月17日(木)

昌徳宮に来た。

此処もメジャーなソウル観光地である。
李氏朝鮮の宮殿だ。1997年に世界遺産
に登録された。

パレス入場料3000w、シークレットガーデン
は日本
語ガイド付で5000w、
合計8000w也。高いか
安いか?
日本語ガイド付きツアーに参加した。

ガイド嬢曰は「チャングルの誓い」のロケ地に
なったことを強調していた。

新緑が気持ちいい。
歩いて景福宮に来た。

李氏朝鮮の王宮だ。殆どが復元されたも
ので2030年まで復元工事は続く。
光化門の広場で衛兵の交替式が行われて
いる。
笛、太鼓、ドラ、ラッパ、ほら貝、などの楽隊
の先導で衛兵が登場する。

大変、華やかなショーであるが、会場整理
のお兄さんがエラソーだ。
光化門の前の広い道路を南下するとソウル
市庁の前に徳寿宮がある。
此処も李氏朝鮮の宮殿だ。

前の2つの宮殿に比べると小じんまりしている。

宮殿も3ヶ所目、さすがに飽きた。
ランチは南大門で冷麺をいただく。
勿論CASSビールを飲みながら。

なんと偶然にも、Cさんは前日、同じ店で
同じものを食したことを彼のFaceBookで
知った。
夕食は鷺梁津水産市場に地下鉄で向かう。

Y嬢は今日も夕食に付き合ってくれる。
山から戻って来たCさんの韓国山事情を
聞きながら夕食会としよう。


広い敷地に魚屋が一杯並んでいる。
感覚的には学校の体育館2棟くらいの
広さだろうか。


この市場の2階に食堂がある、市場で買った
食材を持ち込み調理してもらう。
刺身は魚屋さんがさばいてくれる。勿論、日本
のお寿司屋さんのような芸術的なお造りは
期待できないが、鮮度は抜群である。


ソイの刺身、イカ刺、ホヤ刺、エビ蒸しなどを
注文、おいしくいただく。
四日目、5月18日(金)

四日目とは言っても格安ツアーのため
帰るだけ、午後出発は無理だ。
午前10時10分、仁川空港発だ。

5時に旅行社のお迎えがあり、途中土産物店
に寄る。Cさんも私もお土産には興味ないの
でスルーしたいが格安ツアーの定め、しかた
無しに土産物店をひやかす。

フライトまでしばらく時間がある、朝食に
ハンバーガーを買って余ったウォンを使い
切る。

今回はお約束の観光地巡りだったが、
ボランティア仲間に会えて非常に楽しい
ソウル旅行であった。


  



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