台 北

2006年12月12日(火)〜12月14(木)

最近のマイブームは台湾である。

何度か台湾を訪れているが、いつも週末を
含めて3日間の旅程のため、格安ツアーで
は午前発のフライトは望めなかった。

2泊3日でも、午後発となると滞在は正味
一日しかない。
今回は平日に渡航することにした、これに
より台北滞在は1.5日になる。

しかも12月中旬の平日はツアー価格が年間
を通じ一番安い時期である。

それならば少し贅沢をして、日本アジア航空
午前10時発の便を使用しホテルは五つ星の
台北晶華酒店とした。
しかも空港の往復はレクサスでの送迎付き
である。

中正駐機場が桃園駐機場と名称が変わり、
場内も改装されたようだ。
到着ロビーはあまり変化はないが、出発ロビ
ーはガラリとようすが変わた。
免税店や飲食店が充実した。
【一日目 国立故宮博物院を見物】

故宮博物院は台北市の北部、山の中腹に
ある。
世界四大博物館と言われている。

蒋介石軍が北京の紫禁城にあったものを
台湾に輸送したものらしい。

常設展示は6000点にも及ぶ。
各テーマごとに展示室があり一階から
三階まで廻ると中国五千年の歴史を知る
ことができる。

故宮博物院は今回で3回目だが何度見て
も飽きることはない。


特にお気に入りは、

「後赤壁賦椰欖核舟」
オリーブの種を削って舟にしたもの
舟遊びをしている人物が緻密に彫られて
いる。舟の扉は開閉する。

「翠玉白菜」
翡翠で彫られた白菜、上部にはキリギリスが
止まっている。

「肉形石」
豚肉の角煮を思わせる天然石、上部の皮の
部分は彫刻されているらしい。


陶器、書画、彫刻、青銅器などなど一日では
見切れない内容の充実した展示である。

当時の中国の職人の技量には頭が下がる。

それにしても台北は暑い、12月なのに28度C
にもなっている。
防寒対策をしてきたのにTシャツ一枚の夏ス
タイルになっていた。

【二日目 巨大ロータリーに感心する】




敦化南路と仁愛路の交差点に巨大なロータ
リーがある。
日本ではあまり見掛けない、釧路市の幣舞
橋くらいしか知らないが、欧州には多いよ
うである。


台北では大小のロータリーがあるが
ここのロータリーは東アジア最大らしい。
地図で計測すると、直径150mくらいだ。

ここを車で通過するとロータリーである認
識はなくなる。
【お茶を買う】

巨大ロータリーの北、敦化南路一
段に「和昌茶荘」がある。
ここは渡辺満里奈さん御用達の茶
葉店だ。

店内には、店主の張さんと伊東美
咲さんのツーショットの大伸ばし写
真を自慢そうに掲げてある。
化粧品の台湾キャンペーン時に立
ち寄ったそうだ。

また、先代店主が李東輝総統に
お茶を出している写真も飾られていた。

店内には大きな茶葉の入った麻
袋が積まれてあり、お店と言うより
問屋といった感じだ。

愛想のいい店主が流暢な日本語
でお茶を入れてくれる。
台湾茶は香り高く美味しい。
日本のペットボトルで売られている
烏龍茶とは別物である。

店主の勧めてくれた凍頂烏龍茶を
買って帰った。

看板鳥のオオムが迎えてくれる。
【登山用品店をひやかす】


中山北路一段の台北駅付近に
登山用品店が並んでいる。

「登山友」という店をのぞいてみた。
品揃えは日本と同じようである。

値段は決して安いとは言えないようだ。
【クリスマスツリーを楽しむ】 「台北昌華酒店」のロビー奥に
吹き抜けがある。
そこに毎年暮れになると巨大な
クリスマスツリーが出現する。


  








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