谷川岳
 
            
たにがわだけ
             トマの耳 1963m
            オキの耳 1977m
2002年10月5日(土)
晴れ Sさん同行
天神平⇔トマの耳⇔オキの耳
谷川岳と言えば「遭難の山」と言うイメージ
だった。
子供の頃、雪の季節になると遭難のニュース
で必ず登場していた。
それは厳しい季節に急峻な岩場を登攀する
話で、今や比較的楽に立つことができるビギ
ナー向けのコースとなっている。
職場の仲間のSさんと紅葉を見に谷川岳に向
かった。
Sさんに迎えに来てもらい午前5時に出発し
て関越自動車道を水上に向かい北上した。
目の前に迫る山々の紅葉した姿を車窓から
眺めて歓声を上げていた。
そうこうしている内にトンネルの入り口が見え
てきた。
水上は関越トンネルの手前だ。と言う事は・・・
水上JCを通り過ごしていた。
延々と続く関越トンネルを抜けて湯沢JCをUタ
ーンして水上JCで降りた。
谷川岳に登る前に谷川岳を車で縦走してしま
った。
前回の松本駅乗り過ごしに続いて連続のミス
だった。
30分以上のロスになった、気を取り直して谷
川岳ロープウェー土合口駅に向かう。
ロープウェーに乗り一気に標高1300mまで
高度を上げる。
麓ではまだ紅葉は始まっていないが高度を
上げる程に紅葉が深くなってくる。
ロープウェーとリフトを乗り継ぎ天神尾根に
出る。
これから向かう谷川岳の双耳峰の勇姿を見
せてくれる。
ここから標高差500mの登りになる。
登山道まで一旦下りになる。数日前の台風で
降った雨の影響で滑りやすい。
登山道は木道や砂利でできれいに整備されて
いる。
高度を上げるとゴロ石の登りになる。
紅葉を楽しみながら進む、すごい人出だ去年
の北アルプスの涸沢へ向かう時以上だ。

時々鎖場があるが鎖がなくても問題なく登ら
れる。
万太郎山への稜線が出迎えてくれる。
頂上付近に急に道幅が広くなっている。
この先がトマの耳頂上だ。
肩の小屋は増築工事中で閉鎖されている。
来年からは有人小屋になるとか。
小屋の先に小祠が祀ってある。
トマの耳まであとひと登り。
トマの耳は大混雑だ。頂上を踏んでもう一つの
耳、オキの耳に向かう。
トマは「手前」オキとは「奥」と言う意味だそうだ。

稜線の途中でザックをデポする。
オキの耳1977m谷川岳山頂だ。
ここも大混雑なので早々に降りて稜線で昼食
とした。
昼食と摂りながら一ノ倉岳、茂倉岳を眺めた。
この奥が一ノ倉沢だ。
オキの耳直下の岩にロッククライミングのパー
ティー3人が登ってくる。

7月にボッカで登った苗場山が見える。
菊ちゃんは元気かな。
行列になって谷川岳を降りた。もうすぐここも
雪の季節になる。
シベリアからの寒気を新潟に雪を降らせ、東京
に寒風を吹かせる、それがこの谷川岳だ。
ロープウェー天神平駅に着いた。
ここはもう観光地だ、土合口駅に降りて遭
難者慰霊碑に合掌し山を降りた。

谷川岳 の紅葉
【行程】
 5:00 自宅発
 8:25 谷川岳ロープウェー土合口駅
 8:35 天神平駅
 8:40 リフト
 8:45 天神尾根
 9:30 避難小屋
10:00 ざんげ岩
11:05 肩ノ小屋
11:15 トマの耳
11:35 オキの耳
12:40 下山開始
14:40 ロープウェー天神平駅着
15:00 ロープウェー土合口駅
20:30 自宅着
 


  











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