とくごうとうげ
                2140m
2001年6月16日(土) 曇り・晴れ
総員7人

上高地⇔明神⇔徳本峠

北アルプスの入門として徳本峠を登ることに
した、今回は職場の仲間7人での山行だ。
釜トンネルが開通するまでは島々宿から徳
本峠を通って上高地に入っていた。
数々の登山家が穂高・槍を目指した由緒あ
る道だそうだ。
梅雨の真っただ中で天候が心配された、前
日までの雨が止み絶好のハイキング日和だ。
早朝、沢渡で集合しバスで上高地入り。

朝食を取りながら今日の行程を打ち合わせ
ていざ徳本峠へ。
霧に煙る明神岳を左に見ながら平坦な道を
明神に向かう。
明神で小休止、みどりが美しい。

明神を過ぎると徳本峠への分岐点にでる。
直進すると徳沢・横尾を経て穂高岳・槍ヶ岳
方面だ、近いうちにこちらは挑戦することに
して、今日は右に折れる。
分岐からしばらくは幅広い整備された道を進
む、新緑が気持ちいい、足取りも軽やかだ。

ガレた道を行く。今回は僕が隊長だ最後尾に
付いて歩く。
隊長が隊員に付いて行けない、情けない。

残雪の中を行く、滑らないように慎重に歩
を進める。
途中2カ所の小さな沢を渡る、冷たい水が
心地良い。
霞沢岳の分岐点、左へ行くともうすぐ徳本峠
だ、雪に倒された道標が痛々しい。

徳本峠小屋に到着、風雪に耐えた風格のあ
る小屋だ。
缶ビールを買った、小屋の主人に聞いたらボ
ッカで荷揚げをしているそうだ、こんな苦労を
かけた缶ビールが500円とは安い。
「空き缶はここに捨てていいよ」と主人に言わ
れたが申し訳ないので持って帰った。

徳本峠小屋のすぐ上に展望場がある、。缶ビ
ールで乾杯して昼食とした。
穂高岳の頂上は雲に隠れている、時折雲が
麓に向けて急降下する、自然の驚異を目の
当たりにした。
下りは登りと同じ道を折り返すことになる。
途中道を間違えてしまった、崖崩れで廃道
になっているようだ、怖々ガレ場を横切る。

明神に戻ってきた、帰路は明神橋を渡り梓川
の右岸を行く事にした。

穂高明神に参拝、明神池は有料なので見る
のをやめにした。
有料とは知らなかった、こんなところがセコ
イ。

木道を通り上高地に向かう、途中見飽きな
い景色が続く。
木道と歩幅が合わず歩きづらい。
上高地に戻ってきた、頂上は相変わらず雲が
掛かっている。
しばらく河原で休息。
バスで沢渡へ向かう、これから大町へ向か
い保養所で温泉につかり宴会とする。
北アルプスに会社の保養所があるなんて山
好きにしてみれば有り難い。
明日は立山で登山気分を楽しむ予定だ、も
ちろん立山アルペンルートを使う。

【行程】
 6:00 沢渡発  バス
 6:30 上高地着
 7:00 上高地発
 7:50 明神
 8:05 明神出会
10:28 徳本峠着
11:22 下山開始
13:53 明神
15:12 上高地
15:25 上高地発 バス
16:00 沢渡


  











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