鳥坂山
 
           とっさかやま
            438.8m
2003年6月8日(日) 晴れ
単独行

胎内⇔板額峰⇔鳥坂山
鳥坂山は以前から気に掛かっていた山である。
中学校の遠足で里山に登ったが山名は覚え
ていない。
鎖場を怖々よじ登ったことと、頂上からの越後
平野がきれいに見えたことくらいしか覚えてい
ない。
ガイドブックで鳥坂山のページを読んだ時、こ
こかも知れないと記憶が蘇ってきた。
今回は当時を検証するために鳥坂山に向か
った。

新潟から国道7号線を北上すると中条付近か
ら小高い鳥坂山が見えてくる。
頂上付近には電波塔が並んでいる。
胎内観音の駐車場に車を止めた、登山口の正
面にはクアハウスがある、これはありがたい。
一登りして温泉に入ろう。
この樽ヶ橋コースは登山口からの一気に尾根
を登る急登コースだ。
しばらくコンクリートで舗装された緩やかな登山
道を登る、やや期待はずれの道だ。
舗装道が終わると噂通りの急登が始まる、
普段の運動不足が影響してか息が上がる。
途中、振り返ると樽ヶ橋遊園のテニスコートが
真下に見える。
上から見ても急峻である。

急登が一段落すると稜線に石垣が現れた。
標識によると「板額峰、下赤谷城址、336.6
m」となっている。
石垣に登って見るがあまり古さを感じない。
下赤谷城が存在したかは定かではないがこ
こから越後平野を一望できる絶好の場所で
ある。

板額峰の先に鳥坂山の頂上が見えてきた。
一旦、鞍部まで下り鳥坂山を登り返す。
登り返しは苦手である、苦労して登ったの
にまた下るのはなにか損をしたような気が
する。
頂上に出た、三等三角点がポツンとある、
なだらかな頂きである。

山頂には若い男女3人が休んでいた。
そのグループも下山して行き静かな山頂を独り
占めした。
山頂は立木と春霞で展望はあまりよくない。
さて中学校の遠足で登った山はここ鳥坂山な
のだろうか?結論は出なかった。
しばらく休憩して一気に下った。
登山口の前が温泉と思っていたが、ここクア
ハウス胎内は水着着用の施設らしい。
水着着用の温泉は違和感がある、そこで少し
車で走り、胎内パークホテルの立ち寄り湯で汗
を流した。
お山のあとの温泉は値千金である。
【行程】
 9:15 樽ヶ橋登山口
 9:58 板額峰
10:25 鳥坂山山頂
10:47 下山開始
11:37 樽ヶ橋登山口


  











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